留学体験談:アメリカ留学後に編入してステップアップ!

みなさんこんにちは! ボストンオフィスです。

今回の留学ブログでは、アイオワ州のリベラルアーツ・カレッジから、カリフォルニア州の大規模総合大学への編入を遂げた、三宅さんの留学体験談をお届けします。まずは三宅さんのプロフィールから――。

 

三宅 晃生(みやけ こお)

  • 2012年6-7月  夏期サクセス講座(※)Emporia State University(カンザス州)
  • 2012年9月   Wartburg Collage(アイオワ州)入学
  • 2014年9月   University of San Diego(カリフォルニア州)編入

 

留学して2年後に編入にチャレンジ

2014年9月に、それまで2年間通ったアイオワ州の大学からカリフォルニア州の大学へと編入した経緯と体験談を綴らせていただきます(カリフォルニアライフを謳歌している写真を何枚か添えてみました)。

高校卒業後、栄 陽子留学研究所によるサクセス講座を経て、2012年9月にアイオワ州Wartburg Collageに入学。

入学当初から2年後にはどこか違う大学に編入しようという漠然とした目標はもっていました。動機は、州によって様々な特徴や文化の違いのあるアメリカで、より多くのものを見て感じたいというシンプルな理由でした。

 

編入の具体的な手続き

大学2年目の冬学期(2014年1月~)まで、編入の準備として特別なことは何一つしなかったです。その時期まで希望の大学すら決めていませんでしたし、どの授業の単位なら新たな大学に移行できるかといったチェックなども一切しませんでした。

ただ編入の希望はあったので、同じ大学の友達(アメリカ人)に編入について教えてもらい、さらに手伝ってもらいながら手続きを進めていきました。

カリフォルニア州の大学への編入手続きはほとんどがオンラインで進めていきます。必要だったものは、Common Applicationという大学編入用のWebsiteへの登録と記入、300字前後のエッセイを3種類(編入希望理由、目的、なぜその大学がいいのか)、大学の成績表、パスポートのコピー、財政能力証明書、とざっとですがこんな感じでした。

 

編入をめざす人へのアドバイス

思い返すとすべて英語で手続きをしていかなければならないことを除けば、難しいことは何も要求されていないのですが、英語がもともと好きではない自分にとってはいかに簡単なことでもすべてが億劫で、ことある度に先延ばしにして、編入出願の締め切りが過ぎてしまうというトラブルなどがありました(留学生ということとGPAが3.5以上だったということで受け入れていただきました)。

編入の希望をもっている方は、最初の大学で高いGPA(3.0以上)を保つことと、助けを求めることのできる友達をつくること、編入準備は大学のリサーチを含め早め早めに終わらせることが大切だと思います。

初年度1学期目の授業は数学や音楽など英語が不要の授業をとって、大学のシステムと校風を理解し慣れることが重要。

友人に関して、ネイティブスピーカーは僕たちが面倒くさいと思うことも10分の1ほどの時間で終わらせることができます。どんなことでもすんなりと助けてもくれるので頼り甲斐があります。

ざっとですが編入手続きに関しては以上です。

 

新しい留学生活の充実した日々

編入完了まで本当に様々なトラブルがあり、栄 陽子留学研究所をはじめ、色々な方に助けていただきましたが、その後のカリフォルニア生活は本当に充実しています。

新しい大学には世界各国、様々な人種の方が通っています。都会ということもあり、アイオワの人々よりも親切心や優しさなどにはやや欠けますが、偏見や固定観念なども少ないので、全員のびのびと暮らしています(東京の人が忙しそうなのと同じかな?)。

留学生の多くは1年間の交換留学生で、短いカリフォルニア生活を楽しみに来ていて、想像を超えたアクティブさなので、一緒にいるととても刺激的です。

毎週ビーチにでかけたり、テニスやサッカーを楽しんだりしています。11月末のアメリカ国民の休日(サンクスギビング)には僕を含めた友達7人でキャンピングカーをレンタルし、グランドキャニオンなどの国立公園を10日間かけて旅をしたりと、かけがえのない時間を過ごしています。

授業は以前にもまして難しく、高いGPAを維持するのはとても困難ですが、様々な国、階級、人種の人との交流は何事にも代え難い経験なので、編入した価値は十二分にあったと確信しています。

慣れた大学、仲の良い友人たちとの別れは非常に名残惜しいのですが、編入ということでしか得られないものもたくさんあると思いますので、編入希望のある方は一歩踏み出してみるのも悪くないと思います。

※サクセス講座:栄 陽子留学研究所が主催・運営する夏期のプログラム。アメリカの大学・大学院への入学前に数週間をかけて、実際にキャンパス生活を送りながら留学本番の予行演習を行うもの)


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