奨学金

アメリカの奨学金制度


アメリカの大学の奨学金の種類は様々なものがあり、その定義も複雑です。その分類とそれぞれがどのようなタイプの奨学金があるのか見てみましょう。 なお、英語では広い意味で「返済の必要のない奨学金」のことをグラント(Grant)と呼んでいます。

連邦政府や州政府からのグラント

連邦政府の国家予算から支給されるタイプと州政府から支給されるタイプのものがあります。前者は学士号を取っていない学生や、並外れた財政的困窮状態の学部生などが対象。後者は、州民であることが支給条件。支給条件はそれぞれかなり細かく分かれています。

スカラーシップ (Scholarship)

学業成績、スポーツ、芸術、リーダシップなどの功績者へ与えられる奨学金(=メリット型スカラーシップ)。授業料が全額免除になるものもあります。

ファイナンシャル・エイド (Financial Aid)

学資困難者へ支給される奨学金。連邦政府からのグラントに値するほど家庭の財政状況が苦しくはないものの、学費の全額を支払えるほどの財政状況ではない場合に、そのギャップを埋めるものとしての奨学金。

ワーク・スタディ

連邦政府が援助しているプログラム。学生が在学中にアルバイト的にパートタイムで仕事をして報酬をもらいます。大学生と大学院生のいずれにも適用されます。

ローン

ファイナンシャル・エイドの一種。ローンの受給資格を得ることもファイナンシャル・エイドの一部と見なされます。グラントとは異なり、貸与のため返済の義務が生じます。大学生と大学院生のいずれにも適用されます。


参考:大学院留学の奨学金制度

アメリカの大学院生は「学費を自力で調達する」という考え方が基本です。 このため、アメリカの大学院における奨学金制度も、その考え方に基づいたものになります。 働いて学費を調達しながら勉強するという性質のものが多いため留学生向けの奨学金制度は数が少ないですが、それでも留学生を対象にした奨学金制度も存在します。

グラント

大学留学におけるグラントとほぼ同等です。ただし、大学留学と異なり、連邦政府のグラントは存在せず、州政府から支給されるタイプのもののみです。

フェローシップ

「奨励」という意味で支給される奨学金で、留学生に対しても適用されます。これは大学院教授と同等レベルという意味が含まれており、それだけ高い学力が要求されます。

スカラーシップ

大学留学におけるスカラーシップとほぼ同等です。ただし、大学留学のスカラーシップほどの選抜度ではありません。

スタイペイド

専門職の仕事を行ない、それに対する報酬として支払われる意味合いが強いものです。 アシスタントとしての仕事を行ない、その責務を果たされる必要があるのが現実です。 受給できる金額としては高くありませんが、課税されないのがメリットです。

アシスタントシップ

アシスタントシップは、大学に雇用されて働くことにより報酬を得るものです。 大別して「リサーチ・アシスタント(RA)」と「ティーチング・アシスタント(TA)」が存在します。

ワーク・スタディ

連邦政府の援助プログラムで、働きながら勉学を行なうものです。

ローン

厳密には奨学金ではなく、学費の借り入れ制度です。 借り入れであるため、返済が必要となります。



奨学金留学トップ | 奨学金を得るためには >>

ページの先頭へ